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ひとさらい

笹井宏之歌集『ひとさらい』から個人的に大好きな作品をご紹介。
絞り込むのがむつかしいほど惹かれる歌が多いのですが、むりやり絞りました。


えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力を下さい

からすうりみたいな歌をうたうから すごい色になるまで、うたうから

この森で軍手を売って暮らしたい 間違えて図書館を建てたい

拾ったら手紙のようで開いたらあなたのようでもう見れません

それは世界中のデッキチェアがたたまれてしまうほどのあかるさでした

両親が出会ったという群青の平均台でおやすみなさい

一生に一度ひらくという窓のむこう あなたは靴をそろえる

ねむらないただ一本の樹となってあなたのワンピースに実を落とす

晩年のあなたに窓をとりつけて日が暮れるまで磨いていたい

あまえびの手をむしるとき左胸ふかくでダムの決壊がある

胃の中でくだもの死んでしまったら、人ってときに墓なんですね

運河へとわたしのえびが脱皮する いろんなひとを傷つけました




26歳の若さで夭折された笹井さんの、今日は命日です。
Twitterには歌人さんたちや笹井ファンの人たちが持ち寄った笹井さんの短歌がぞくぞくと流れております。
悼みは悼みとして、わたしのなかにも確実にあるけれど、
あんまり神格化?(ってゆうのはオーバーだけど)されてほしくはないなあと、思ったりもします。
紹介しきれなかったけど、おちゃめな短歌もいっぱいあります。
もっと読みたいひとはこちらで買えます。



歌人の村上きわみさんとコラボしていたきりんの脱臼にゲストで書いていただいた笹井さんの短文もご紹介しておきますね。

おまけに目次も
ずいぶんむかしのことになりました。なにかしたくてたまらなかったあのころ。
なつかしいです。
初見のかたにお読みいただければさいわいです。




というわけで、新しいパソコンつながりました。
メールの送受信ももんだいありません。
サポートセンターのおにいさんに感謝。
by nakahara-r | 2014-01-24 16:16 | 短歌

パソコンがご臨終です

日曜日の夜でした。
新年会から帰宅して、コーヒー片手にブログを書いてました。んで、キーボードの、テンキーの上あたりにコーヒーこぼしました。


あわてて、ティッシュで水分吸収しました。
バッテリー外して(中まで濡れてなかった) 暫し乾かしました。
で、立ち上げたらピーって音して、ブラックアウト。

月曜日にはメールで筆者校正が届くのです。
新聞社に電話しました。
まあ、それはそれでなんとかなりました。

過去何度か経験したパソコンクラッシュで、いちばんショックな壊れかたでした。

というわけで、メールチェックができません。

お急ぎの業務連絡などはTwitterか、スマホか、このブログの※欄へお願いします。ラインも可。

しかし、スマホで長文書くの、ムリポ。
by nakahara-r | 2014-01-21 22:38 | ただの日記

ねじまき新年会

でしたので、ロードムービー風に写真を網羅しながら進めようと思ったのですが……。

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名鉄岐阜駅なう(と、あえて死語を使ってみる)
これからねじまきの新年会に出かけます。
さっぶい!

と、書いたところで頓挫。
しゃべることと食べることに忙しくて、写真撮るのすっかり忘れてました(;_;)
鴨のスモークもわかさぎのフライもイカ墨のピザも、メインのトマト豚鍋も。
美しく飾られておいしかったのに。
ねじまきメンバーの集合写真も撮るつもりだったのに。

まあ、さんざん食べて飲んでしゃべって笑った半日でした。
ねじまき今年のお題(部首)は「れんが」に決定。

★業務連絡
「黒」はれんがではありませんでした(汗)>ねじまきのみなさま(え?知ってたって?)



樹萄らきちゃんから個人誌「2013」が届く。
川柳作品とエッセイが半々くらいで掲載されている。

錆びているカミソリ笑い顔キレイ
蜘蛛の巣を通して見ると射程距離
ちょこざいな郷土料理が攻めてくる
ステーキを焼く音だって癒やし系


「カミソリ」の句は「キレイ」のカタカナ表記が効いてますね。
「錆びている」と「笑い顔」のアンビバレンスさと相まって狂気が増幅される。
かと思えば
「ちょこざいな」のような脱力系のバランス感覚にあふれた句もあり、楽しませていただきました。

エッセイも楽しいです。
って内容はけっして楽しいばかりではないのだけど、口調がとにかくキュートなんですよ。
飼い猫が書いた日誌ってゆうかんじで。
トホホなことや、ありゃまなことや、内容は重いのにふしぎとほんわかします。
気になる方はここのコメント欄で本人に話しかけてみてください(笑)



続いて『おかじょうき』1月号より

一月の豆腐と青菜 斉唱す/横澤あや子

一月の豆腐と青菜のシャッキリ感が、斉唱とぴったり。合唱と斉唱では改まり度が違うように思う。どんな歌歌うんでしょうね。

願い事三回消える象の足/須藤しんのすけ

象の足!
そんなに嫌だったのかー。
と思ったらなんだかみょーにかわいくて、ほっとけませんでした、はい。
なぜ象なのかはわからないけど、例えば馬の足であれば、魅力が半減することは確か。

いい男ですけど画鋲利かないの/月波与生

笑ってしまう。
そうか、壁に止めとくもの(もの?)なんだ、男って。まあ、ポスターのことだとは思いますが、画鋲で止められてバタパタしてる男性を想像しておかしいやらお気の毒やら、笑いました。

被害者の顔して夕日落ちていく/ひとは

夕日って肯定的に描かれるものだという固定観念を見事にひっくり返されました。
言われてみれば、ものすごく納得できるものがあることにびっくり。

おじゃまにはならないポだと思います/ひとり静

そんなに下手に出られると断れないじゃないですか。という人の心理をうまく掬っていますねー。
しかも差し出されてるのはポですよ、ポ。
他にどんな一音もってきてもポほど填まらないと思います。
おもしろし。



今日のまりん

帰宅が夜になってしまうので最近は寝姿しか見てないような。
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ふと、じーっと見つめられてることに気づく。
これはおなか撫でての合図なんである。

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撫でるのを止めると、またじーっと見つめられるのであった。
以下リピート。
うー。
by nakahara-r | 2014-01-19 23:06 | 川柳

賀正

あけましておめでとうございます。
年末のご挨拶も満足にできませんでしたが、
今年もどうぞよろしくおつきあいくださいね。

息子夫婦と長良川沿いにある護国神社へ初詣に行きました。
岐阜公園の隣に位置したこの神社は一軒の出店もないせいか空いていて、そこが清々しくて、純粋に詣でたい人には穴場です。

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二礼
二拍
一礼
(息子のひいたおみくじが凶だったことはまた別のはなし 笑)



「おかじょうき」の一月号が届きました。
第18回 杉野十佐一賞の発表号。
大賞句は

 こんにゃくの素質も少しおありです/竹内ゆみこ

ちなみになかはらが特選に選ばせていただいたのは

 丁寧に素足をしまう格納庫/中野敦子

でした。
ストッキングとか靴下はくとき、素足をしまうってゆう感覚になることがあります。格納庫かーといたく感銘をうけた句でした。ああ、そのことも選評に書けばよかったなーと事後に思ったわけですが。

Sinくんが「終着駅」という編集後記に書いている「大賞句然」(今回の大賞句のことではなくて)ということばがおもしろかったです。最近のSinくんの編集後記はキレッキレですね。いいとこ突いてると思う。
選者が「評が書きづらい作品は、どうしても特選にしづらい」というところは確かにあるかもしれない。十佐一賞の選者にそんなひとはいないはずなので、あくまでも一般論として書かれているんでしょうが。

良いと思ったらたとえしどろもどろであっても全力で支持を表明したい。
そのためには、句会などで合評を意識的に取り入れたほうがいい。
例えば、ねじまき句会は初心者だろうが、ゲストだろうが、平気で評(というか選んだ理由)を訊いちゃいます。さいしょはたじたじとなってたひとも、「どこが」「どう」良いと思ったのか、きちんとお話してくださって、振ったこちらが驚くことしばしば。話すことによって、自分の考えが見えてくることがあるんだと思います。
だから遠慮会釈なく訊くんですけどね、はい。
短歌や俳句に比べて川柳は評を交わす場がまだまだ圧倒的に足りないと思うので、これからそういう場がどんどん増えてゆけばいいなあと思います。まずは基礎体力作りですね。
ともあれ、今回も十佐一賞の選という、すばらしい機会を与えてくださったことに感謝します。

(表紙変わった?それともお正月バージョンかしら。)←ひとりごと

あ。
忘れるとこだった。

月刊★ねじまきUPしました。




きょうのまりん

お食事画像です
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食べたいときに食べ
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眠くなったら
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寝る
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そしてこの寝顔である
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ああ、猫になりたい……と思う瞬間
by nakahara-r | 2014-01-02 01:23 | フォト日記