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月刊ねじまき

ねじまき句会の公式サイト
     月刊★ねじまき OPENしました。

おひまな折にでもお立ち寄りくださいませ。





=おまけ=

うちの同居人(人?)の そら です。
ただいま2歳半。
ちょっとおとなになりました。
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by nakahara-r | 2011-09-26 20:05 | 川柳

天国と地獄

急に秋になる。

身体のなかに足りなくなったものを補うため、自転車で公園に行く。
持ち物はポットのコーヒーと、今読んでいる本、ケータイとタバコ、小銭入れ。
公園脇のパン屋さんでサンドイッチを買ってベンチに座る。

ときおり強く風が吹いて、木々の葉がいっせいにざわざわ声をあげる。
本を閉じて目も閉じる。
ああ、すきだ。と強く思う。


ずっと、9時25分のままの時計を見上げながら
世界のどこかに、いま、9時25分の国があることを思う。
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風に乗って近くの小学校から「天国と地獄」が流れてくる。
「白組さん、がんばれー」というマイクの声がとぎれとぎれに聞こえる。
そうか、わたしが知ってるだけでも50年以上も天国と地獄なままなのか、運動会は。
なんだかせつないような、おかしいような気になって、
ひとりでくすくす笑う。

本のなかでは林芙美子の独白が続く。
昭和17年の。


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帰り道でみつけたはなみずきの実。
かわいい。
by nakahara-r | 2011-09-24 15:59 | フォト日記

無花果を剥くゆびずっとマークする

BS名古屋でなかはらに振られたのは「マーク」の選でありました。
タイトルは軸吟。

さぁ、選句するぞ!と勇んで見た句箋には ! とか ? とか ♪ とか ∞ とかもあって、

どうやって披講すんねん!

と、思いました。
いや、読めるけど音数が合わないんだよぅ……。
まあ、それはそれとして、なかはらが選んだ特選句についてです。

うつくしく青いぼくらの蒙古斑     高橋かづき

「うつくしく」も「青い」も「ぼくら」もすべて「蒙古斑」という一語に掛かってるんですね。(「うつくしく」は若干「青」にも掛かってるけど)構造的にはとても単純。
要するにこの句は徹頭徹尾「蒙古斑」のことしかゆってないわけで。潔いというかなんというか。
でですね、現代に生きるわたしたちがどんどん忘れそうになっていた、でも、さいきん否が応でも意識しないではいられなくなった、大げさに言えば、連綿と続いてきた日本民族としての歴史とか、共同体意識とか、あるいは未来につなげてゆかなければいけない、大切な何かを、この句は暗示してるように思ったのでした。
日常会話レベルの意味しかない、フツーの言葉で書かれてるけど(しかも「うつくしく」なんて禁じ手使っちゃってるし)読むときもちがさわさわしてすんごいここちよいのです。
なんでさわさわするのかというと、「青い」とか「ぼくら」という語のせいもあるんだろうけど、この句が内包している瑞々しさのためではないでしょうか。
もひとつ、なんでここちよいのかというと、やっぱ、スピード感じゃないですかね。「蒙古斑」一語に収斂してゆくときの。
そこにも惹かれました。
by nakahara-r | 2011-09-23 02:09 | 川柳

バックストロークin名古屋

降るんだか降らないんだか、大気が飽和状態のいちにち。
全国的に悪評高い、
むし暑い名古屋のイメージをまんま具現したかのような日でした。

川柳の大会に出るのはほとんど10年ぶりくらい。
さいしょ、どこの筋肉を使っていいのかとまどう。
なんだか右手と右足をいっしょに繰り出して歩くときのように、
それはそれはぎごちないかんじがして困った。

樋口由紀子さんが、ゆっこねえさんのまま、ハグしてくれてうれしかった。
仙台から来てくださった広瀬ちえみさんが、きれいだった。
美しさに拍車がかかったかんじ。
畑美樹ちゃんは、10年経ってもぜんぜん変わらず、先週別れたひとのように接してくれた。
石部明さんも、石田柊馬さんも、元気でまだまだ若くて、めちゃくちゃあんしんした。
みどり会でいっしょだった東川和子さんとも、吉田三千子さんとも、
10年分のハグをした。
そして、小池正博さんから「動け」と言われる(いや、小池さんは紳士なので、そんな言い方はしてないけど)

動くためのストレッチを始める。



★選んでもらったこたち

「離す」本多洋子選

くちびるを離す鳥取砂丘から

指先が離れるまでは川だった



「玉」吉田三千子選

王様をこちょこちょすると玉になる



「中」筒井祥文選

職歴に最中の皮であったこと



「長い」石部 明選

長いこと朝顔だったおねえさん

(特選)長袖を手首出てくるまでが夢
by nakahara-r | 2011-09-21 13:42 | 川柳

秋ですか?

こどものころ、彼岸花を摘んで帰ったら、
祖母にものすごいいきおいで叱られた。

家にかざると火事になる


別名、はみずはなみず、まんじゅしゃげ、しびとばな

妖しいかんじがきらいではない



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by nakahara-r | 2011-09-20 00:58 | フォト日記

川柳カレンダー2012

倉本朝世さんのあざみエージェントから2012年の川柳カレンダーが届く。

藤田めぐみさんの写真がすてきな一冊

わたしの作品は9月のページにある

泣くもんか第三埠頭倉庫前
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セピア色の少女のうしろすがたにものがたりがある
この少女はわたしたちだ。



らいねんかあ。
by nakahara-r | 2011-09-19 02:06 | 川柳