おやすみと言い合う鶴を折るように

連休も終わりですね。

年末からゆっくり進んでいる歌仙、やっと恋まできました。
お誘いをうけたとき、連句用の『十七季』なんて手元になかったので、
どーしよーとか思っていたら、インターネットというのはすばらしい。
「きごさい」という、なんと5000季語が一覧できるサイトがあったとです!

神!!

で、こちら、ただいま進行中。
ずっと前から小津夜景さんの作品やエッセイの大ファンだったので、
いまだにキンチョーしてます。で、打越連発してます。

歌仙のあいまに 歳旦三つ物 というものも初体験いたしました。
発句、脇、第三、の三句をひとりで作るのですよ。
なんだかんだゆっても、やっぱり伝統ってすごいなあ、と思います。



「杜人」2015冬号より

一押し句
波音がしている人の手を握る  広瀬ちえみ

波音は手を握っている人から聞こえるのでしょうか、
それともどこかから波音がしていて、人の手を握る、なのか、悩ましい一句です。
つまり、波音がしている/人の手を握る で、切れるのか切れていないのか。
こういうとき、俳人は切って読むような気がするし、
川柳書きは切っては読まないような気がします。
あくまでも私見ですが。
比喩として、身体から波音を洩らしているような人がいる。
見るからにあやうくて、思わずその人の手を握る。
あるいはただの握手で、手を握ったときに波音に気付いたのかもしれません。
いずれにしても、ことばに無理させていないところが好きです。
へんにいじくり回されてなくて。

そのほか、「川柳はお好きですか?-ジャンルを行き交う人々」という特集が組まれています。
こういった企画を立てすぐに実行する。
杜人の編集部の風通しの良さとか、ステップの軽やかさみやたいなものはすごくいいですね。
書き手は飯島章友さんと柳本々々さん。
お二人とも短歌と川柳という二つのジャンルで活動している、旬な男子。
そおか、「WE ARE!」にたどり着けなかったのか、あきともくんは。
と思うとふくざつではあるし、責任も感じます。アプローチの用意がなくてすまんこってした。



by nakahara-r | 2016-01-11 20:10 | 川柳


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