しろがねの開閉式のまぶたからしずくをこぼし機械は眠る

タイトルの短歌は「題詠マラソン」という熱狂的なイベントのときに作った一首です。

さて、10月ですね。
出雲では神さまたちのG7だかG20だかが開催されているのかしらん。

西原天気さんから「はがきハイク 第10号」が届きました。
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いつも予期しないときに届くのでポストでみつけるたび、ニヤリとしてしまいます。
俳句も楽しいんだけど、近況を読むのがだいすきで、
今回は天気さんの
「最近のビックリ」なんだと? めがねが1万円以下で買えるだと? 思わず買った。
が、ツボでした(笑)

江戸川や千葉は東に日は西に 西原天気
ロボットが電池を背負ふ夕月夜 西原天気

おもしろい俳句だなあと思います。
一句目の「月は東に日は西に」は蕪村の本歌取りなんでしょうけど、あたりまえ感がハンパなくて、すごくすき。川柳で本歌取りは不可能なので、単純にうらやましいってこともあるんですが。
二句目のロボットは四角い顔したヤツですよね。ぜったいアシモとかじゃなくて。電池入れると目とか胸のランプが光ったりするの。重い電池を背負ってよっこらしょと立ち上がるロボット。おもちゃのチャチャチャの世界を彷彿させて、楽しくもあり、やがてさみしくもあり。

せせらぎがきらきら曼珠沙華になる 笠井亞子
姉はみなルーシーである大花野 笠井亞子

「姉はみなルーシーである」という決めつけがすこぶる気持ちいい。どこのだれかは知らないけど、人かどうかもわからないけど、ともかく姉という属性=ルーシーなんです。よくわからないまま納得させられました。
ってか、この大花野、いいなあ。



ロボットルーシーってなんだろとぐぐると、アンドロイド脳のことらしく、
アンドロイドといえば、わたし的にはレプリカントであり、決して「ブレードランナー」ではなく、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」であります。

フィリップ・K・ディックもハインラインもアーサー・C・クラークもアイザックアシモフも、この21世紀の世界をみてどう思うのだろうか、とつい思ってしまうのは老いたから?


同じ日にポストの中にあった切手たち。
共通項:うさぎ
「はがきハイク」に貼られていた切手。
国際看護婦協会大会記念ってなに? 
しかも1977年物。しぶい、しぶすぎる!
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で、こちらはねじまきの滝村小奈生ちゃんからの事務連絡が入ってたもの。
なおちゃん、もしかして、ねじまき句会の題詠「熊」にまだこだわっているのか?
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たかが切手だけど、されど切手。
メール便というのは便利で安価な手段ではあるけれど、
送り手の気分みたいなものは貼れませんからねー。
しかし、切手でこれほど微笑を誘われるなんて
老いたのか? やっぱし。



で、話は変わります。
あざみエージェントさんから来年のカレンダーが届きました。
なかはらはまた9月担当です(笑)

フォト付の各月一句ずつ、引いておこうかなと思ったのですが、
それでは未見の方の楽しみを奪うことになるのでやめます。
他のページも見たい方は買ってね、どうぞ(笑)。

ご注文はあざみエージェントまで。
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さいご。
上井とまとさんが、ラジオの続きをUPしてくださいました。
NO2なんですが、NO7か8まで続くらしく……。

うーと。
これ、けっこう手の内明かしてるんですよね、なんでこんな正直にしゃべっちゃうかな、自分。
ま。いっか。

『やねうら #33』 <川柳の裾野> 
上井とまと × なかはられいこ(川柳作家)
(ひょうがあって、とか、言い間違えてますが座標のことです)



by nakahara-r | 2014-10-05 20:53 | フォト日記


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