2014年 02月 22日
湯たんぽと竹林をわたる風、あるいは季語の枕
コメントを書いたのは以下の5句。
おはようが湯たんぽ抱いて下りて来る/石田興
ため口が通る敬語を押しのけて/森本伸子
本を読む人の隣の席が好き/長谷川維乃里
鵜と鷺が水面で囲碁を打っている/細矢進吾
自分にも老眼鏡にも呼び出し音/三好光明
石田さんの「湯たんぽ」の愛らしさってば、もう。
たぶん、毛布もひきずってるよ、この子。
ライナスみたいに。
*
四日市にある「アクアイグニス」という、リゾート施設に行ってきました。
なんというか、地中海風?
宿泊施設に、日帰り入浴できるお風呂と和食やイタリアンのお店とパン屋やケーキ屋さんがくっついたとこ。
(なんというおおざっぱさ)
内部はこんな。
お風呂は竹林の中。
オーガニックがなんちゃらとか、有名パテシエがどーしたとかこーしたとか、
こじゃれ感がはんぱなくて、なんかちょっと恥ずかしかったのはないしょ。
そんなトレンド感覚に欠けるわたしも、このケーキには感動したのであった。
しあわせ。
*きょうのまりん
キーボードをたたき始めると、
あそんでー、なでてー。攻撃が始まる。
キーの上を動く指をじっと見つめる。
ときどきなめる。
仕事中なんだが。
としばらく放置する。
そのうち、あきらめて寝る。
なぜかお気に入りの枕となった『定本・現代俳句』山本健吉著なのであった。
高さか? 高さなのか?
凍港や旧露の街はありとのみ/山口誓子
ソチ五輪もいよいよフィナーレです。