おかじょうき 2月号

全国的に雪でしたね。
岐阜はいま雨です。
(バレンタイン? なにそれ? おいしいの?)

あしたの朝、凍ってないといいな、道。
出勤なんですー。

フィギア男子のフリースタイル見たいんだけど、起きてられるでしょうか。
じゃなくて、書かねばならぬ何ページかがあるときに限って、
ブログを更新したくなるのは、なんでしょう。
現実逃避と位置づけるより、
本番前のストレッチと位置づけることにしました(きっぱり)


では、『おかじょうき』2月号から気になった句を。

蟹の足むしる独りのトテチテタ/角田古錐
「トテチテタ」は突撃ラッパの音でしょうか?
と、突撃ラッパという言葉を知ってる自分におどろきつつ、
蟹の足と戦う孤高の古錐さんを想像する。
おもしろうてやがてそこはかとなくさみしくなる句。

狼狽えた姿で車海老日和る/月波与生
あはは。笑ってしまいました。
しかしこの海老の活きのよさはどうよ。
活き海老にお酒ふると狼狽えたように動きますよね。
それを「日和る」と見切った与生さんはすごい!
「日和る」って……すごいなあ。(大事なことなので二度いいました)
くいしんぼゆえ、蟹と車海老ははずせませんでしたとも、はい。

しょうもない電車だ引いて帰ります/まきこ
これも好き。
「しょうもない電車」ってどんなだよ、しかも身内かよ、と。
しょーもない、ダメダメな電車に対する、愛が、
「引いて帰ります」(すみませんねえ、うちのダメ電車が)
という責任感を生むのでしょうね。

夕焼けと木綿豆腐を好きな手だ/山田楓子
夕方になると豆腐屋さんが「とーふー、とふ、とーふー」と
やってきたのは昭和何年ぐらいまでなんでしょう。
へたするとただのノスタルジーで終わりそうなところ、
最終的に「手」に収斂させることでうまく回避されていると思います。
木綿豆腐を好きな手ってとこが現実とうまくリンクしていて、
そういう手の持ち主を読者は自分の身近にいるひとを勝手に当てはめることができる。
そのうえ、「が好き」ではなくて「を好き」なんである。
「が」には能動的な、「を」には受動的なニュアンスを感じるのはわたしだけだろうか。

手も足も折り畳まれて立っている/守田啓子
手も足も出ない状況の描写なんでしょうけど、
「折り畳まれて」るんだから、傘を想起させるように書かれています。
作者の意図としては、濡れている、あるいは湿ってるかんじも含まれているのではないかと思いました。
濡れたまま閉じられて、傘たてに立てられる。
自分でどうすることもできず、突っ立ったまま、無力感に包まれて。
そんなふうになるときがある、いやあった、わたしにも。

原因の雨かんむりは苔むして/横澤あや子
お手上げです。もうね、まったくわかりません。
でも、好き。
「原因の雨かんむり」ですよ。しかも「苔むす」んですよ。
さっぱりです。でも、ああ、それが原因だったのね、となんだかみょーに納得しちゃったのです。
川柳ってすごい。

ONE MORE TIME くさかんむりのまま眠る/須藤しんのすけ
雨かんむりの次は「くさかんむり」だよ、ママン。
しかも英語だよ、ママン。
草原でねっころがったときの、周りの草たちと同化できそうな、あの心地よさを思い出す。
もういちど、もういちど、草にまみれて眠れば、きっと。
スタイリッシュな作品でした。




きょうのまりん。

まりん、みづくろいちゅう。
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あー、もう、みられてるとおちつかにゃいー。
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やーめた。
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おちつくとこ、おちつくとこ。
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ここにゃ!
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んしょっと。(顔はどこに?)
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(あ、あった、顔)
だから、みるにゃー!
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by nakahara-r | 2014-02-14 13:59 | 川柳


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