寒いというのはまだ早い

のでしょうが、
ついに、こたつ出しました。
今年の冬は極寒、だとか。
酷暑から極寒までもれなく味わえる、わが日本です。
我慢強さが試されてるような……。


『徳永政二フォト句集3 くりかえす』のご紹介。
川柳作家徳永政二と写真家藤田めぐみコラボ第3弾。
たいせつなひとに贈る、
たいせつなひとことが書かれた特別なポストカードみたい。
といえば、イメージが伝わるだろうか。
どのページを開いても美しい。
写真と句は付かず離れず、ビミョーな距離感が必要だと思う。
付きすぎると読者の解釈を限定してしまうし、離れすぎると様にならない。
藤田めぐみさんもんまた川柳を書くひとであることが、
そのビミョーな距離感を測るのに大きく作用していると思う。

空に塗るあなたをうすくうすく塗る
午後からの声だね少しふくらんで
夜はよろこんで窓から出ていった

美しい本です。
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注文はあざみエージェントから。




ひきつづき「おもしろ川柳」から

約束の鍵を岬に掛けてくる/つくしんぼ
「鍵を岬に掛けてくる」ことが約束なのでしょう。
岬に鍵を掛けるというイメージし難い言い回しであるにも関わらず、
なんとなくわかる気がするのは、「岬」という場所の選択の妙ですな。
誰にでもひとつくらい思い出ありそうですもんね、岬って。
みさきーめぐりのーバスはーはしるーとかって歌もあるし(古っ)
「約束の」はどこにかかるのか。「約束の鍵」であり「約束の岬」であり、「約束の掛ける」なのです。

体内に清流がありバスの窓/森本あずさ
実際は、バスの窓の外に清流を見たのかもしれません。
それを見て、自分の体にも清流があることに気づいたのだと思います。
自己肯定ってナルシズムまでいっちゃうとちょっと……と思いますが、
ほどよい感じがいいですね。清々しくて。

ポンキュッポンそして人間らしくなる/真理猫子
巻き舌で電車が発車致します/真理猫子


いやー、実に楽しい。
まりにゃん、Good job!
もうね、こんな楽しい句、解釈するなんて野暮なことしたくないです。
お好みの方法で自由にお楽しみください。




きょうのまりん

もしもし、朝ですよー。
そろそろ起きてもらえませんかね。
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もすこし寝てたいにゃー。
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で、やっと起き上がるも、半覚醒状態(笑)
ゆめうつつ
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by nakahara-r | 2013-11-12 21:57 | 川柳


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