右手の人差し指が

動きません。
なんか腱鞘炎らしいです。
ふびん、いや、不便です。
中指で代用しながらキー叩いてます。
うー、さっきからタイプミスばっか。
あ、でも痛みとかはなくなったので心配しなくていいよ。
というのはさておき。


新聞の川柳壇には熱心な投句者の方々がいてくださって、
毎回とてもたのしく作品を読ませていただいている。

たとえば前々回と前回の入選句から


 
 君の手を握ってしまいそうな春/鷲見正子

 かさぶたのたがとれなくて血が滲む/長谷川維乃里

 行く人来る人そして私は春が嫌/丹下 純

 花の降る絵画の中へ駐車する/霜上春子

 切羽詰まると水掻きが生えてくる/塩谷美穂子

 太陽に黒点象の耳に蠅/小林英昭


どれも常連さんたちの作品である。
共通するのは思わずコメントせずにはいられなくなる句たちだというところ。
こんなことつぶやかれたら、隣にそっと座っていたくなるでしょ。

技術はないよりもあったほうがいい。
けれど、技術以前に、作品の背景にある作者の体温や心音や呼吸の断片が感じられれば、読み手はその句を愛さずにはいられなくなるんじゃないかと思う。
だから、何か言いたくなるのだ。

ちょっとカッコよすぎるけれど、
評とは愛なんだと思う。
それがたとえ酷評であっても。
by nakahara-r | 2013-05-29 21:12 | 東海柳壇 拾穂抄


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