とりあえず春を四つに割ってみる

タイトルはねじまき4月句会の提出句

寒かったり暑かったり、まったく得体の知れないことしの春だ。
連休は家庭の事情ってやつでなんだかバタバタと過ぎ、
緑の屋外でぼーっと過ごす時間がなかったのがざんねんだった。

4月句会のわたしのお気に入りを数句ご紹介。

題詠「四」より
 地図でいう四国あたりが私です/米山明日歌
 クッションをどけて四月を座らせる/八上桐子


明日歌さんの句は「四国あたり」をどう解釈するかですね。
日本列島の形からして
タツノオトシゴのお腹あたりとわたしは踏んだんですが。
ちょいよわっちい感じがいいなと。
桐子さんの句は「四月」という月の持つ特別感がとてもよく出てて好き。
これが二月とか六月じゃちょっとクッションどけてまでは……って思うよ、
うん。

 神様などいまさらあてにしない蛸/青砥和子
 はじまったばかりの春のオムライス/妹尾 凛
 月光はゆっくり曲り納屋に入る/丸山 進


青砥さんの「蛸」はサイコーですね。有無を言わせぬ説得力。
ほんわかしあわせな気分にさせてくれる凛ちゃんの句。
オムライスが春とこんなに似合うとは。
おやおや、なんだ、この徳永政二ふうな句は。
しかも「納屋」の効果的なこと。丸山さん、キャラが違ってますってば(笑)



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ちょっとだけ時間ができたので、近くの山までドライブした。
山藤がみごと。

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つまさきはもうじき夜でいまは藤     れいこ
by nakahara-r | 2013-05-05 22:59 | 川柳


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