秋の虫ソウリョウムリョウと鳴いている

三連休初日だというのに、朝からあたまが痛い(比喩ではなく)。
寝不足のせいである。
「あしたから休みだ、わーい」と気持ちが羽毛ほど軽くなってて、井坂幸太郎の『モダンタイムス』を読み始めたら途中でとまらなくなったのだった。
結局、明け方の3時までかかって読み終える。
バイオレンスあり、国家規模の情報操作ありの、荒唐無稽な挿話のあちこちに、ほんとうに「荒唐無稽か?」とおもわず周囲を見回してしまうようなリアリティがあって、こわい。
マジョリティというのはときに「暴力」だ。
顔の見えないそれらに対してどう立ち向かうか。
しかも、無自覚に生きてるとうっかり自分がそちら側に組してしまうかもしれないのだ。
自分が選んだ、自分が見たと信じているものは、実は選ばされていたり、見せられているものなのではないのか。
まず、それ前提ね、と。
このひとのゆってることは始終一環していて、そこにとてもあんしんする。
と、盲目的に信じたり鵜呑みにしたりすると、それこそ作者にヤがられそうだけど(笑)
なでてくれーと膝に寄ってきたうさぎに「勇気はあるか」と凄んでみたり。


午後から回復したので、お茶しにゆく。
川原町にある「川原町屋」はむかし和紙問屋だった建物で、
土間も坪庭も階段も古い商家そのままがお店になっている。
ひんやりした黒土の細長い土間を抜けて蔵を改造した二階席へ。
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ここのソファは大きくてゆったりしてて、
めちゃくちゃすわり心地がいい。
ピアノの生演奏つき。







抹茶をいただく。
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ここは珈琲も自家製のケーキもとてもおいしいのだけど、
悩みに悩んだ末、いつも抹茶になってしまう。

うう。
やっぱし、いちじくのタルトも食べたかったー。
by nakahara-r | 2011-10-08 13:44 | フォト日記


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